同じ摂取カロリーでも、脂質の摂取割合を減らすと絞れてくる感じがします!
以前の記事でも触れましたが、甘いものだけはやめられない!という方は脂質制限ダイエット、おすすめですよ!
クリームたっぷりのお菓子は食べれませんが、和菓子なら1日の摂取カロリーを守って食べれますし、どーーーしても揚げ物が食べたいんだ!!という方でなければ、割と実践しやすいと思います^^
さて、そんな脂質制限を既に実践している方、これからやってみようかな?という方!
脂質を気にしだすと、一見健康的に見える食品が、実は意外と脂質が高かった!と驚くことが多々あります。
本日は、脂質制限中には要注意な、ダイエット向きっぽい食品を紹介します。
(※あくまで本記事は”脂質制限中には不向き”と思われる食品であって、紹介している食品が悪い、という訳ではありません。)
脂質の多い食品とは?
見るからに脂質が高そう~という食品は分かりやすいですよね。
チーズたっぷりのピザ
唐揚げ、フライドポテトなどの揚げ物
生クリームもりもりのケーキ
肉汁したたるステーキやハンバーグ
などなど…
こういうものは脂質制限をしていなかったとしても、ダイエットしている人なら日頃か避けていると思います。
いや~美味しいんですけどねぇ…
涙をのんで我慢です。
しかし、世の中にはこうした分かりやすい食品だけではなく、一見すると脂質が高いように見えない食品というのも、数多く存在します。
主には原材料が脂質を多く含む食材だったり、食感や風味を良くするために油脂が添加されている食品です。
これこそ、脂質制限中には要注意な食品たちです!!
脂質制限中は、食品パッケージの栄養成分表を見て、脂質がどれくらい含まれているのか?確認必須です!
実は脂質が高い食品4選
では、実際に「一見健康的に見えて実は脂質が多い食品」の具体例を見ていきましょう。
今回は、4つほど紹介していきます。
その1:豆腐
なんとなくダイエット=豆腐というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
確かに豆腐は100gあたりのカロリーで見れば、低カロリー食品と言えます。
【種類別 豆腐の栄養成分】
◆ 木綿豆腐(100g) 72kcal
タンパク質6.6g 脂質4.2g 炭水化物1.6g
◆絹豆腐(100g) 56kcal
タンパク質4.9g 脂質3.0g 炭水化物2.0g
◆焼き豆腐(100g) 88kcal
タンパク質7.8g 脂質5.7g 炭水化1.0g
ただ、豆腐って100gだけ食べることってあまりないですよね。
豆腐1丁=300~400gですから、上記の3~4倍のカロリー、脂質を含んでいます。
仮に1丁300gの豆腐を食べたとして、摂取する脂質量は以下の通り。
木綿豆腐:4.2g×3=12.6g
絹豆腐:3.0g×3=9.0g
焼き豆腐:5.7g×3=17.1g
豆腐の種類にもよりますが、10g以上の脂質を摂取してしまうこともあるということ。
豆腐だけで1食なら、なんとか許容できる脂質量かもしれませんが、他にもおかずを食べると結構な脂質量になりますよね。
美味しいと思って食べるには良いですが、ヘルシーでダイエットが捗るぞ!と思って食べるには、要注意です!
その2:出来合いのサラダ
やっぱり健康のためにもダイエットのためにも、野菜は積極的に摂りたい。
そう思ってサラダをせっせと食べる人も多いと思います。
生野菜を買ってきて、自分でドレッシングをかけて食べる分には、ドレッシングの種類や量を調整できるので、問題ありません。
要注意なのは、”出来合いのサラダ”です。
スーパーやコンビニで、既にドレッシングがかかった状態で販売されているものや、ドレッシングが添付されているものです。
ドレッシングを構成するのは、油、砂糖、酢、醤油、塩など。
ドレッシングの種類によっては、油が大量に含まれている場合があり、良かれと思って食べているサラダで、想定外の脂質を摂取してしまう可能性があります。
もし、スーパーやコンビニでサラダを購入する時は、ドレッシング別売りのものを選び、ドレッシングもなるべく脂質の少ないもの(ノンオイルドレッシング推奨!)を選びましょう!
その3:アボカド
女性に人気のアボカド。実は野菜ではなく、果物という事実。
彩りも良くなるし、美味しいし、積極的に摂りたくなるのも分かります!
しかし、アボカドは「森のバター」と呼ばれているように、脂質が非常に高い果物です!
【アボカドの栄養成分】
1個(可食部140g)あたり 262kcal
タンパク質3.5g 脂質26.2g 炭水化8.7g
なんと!1個食べると26g以上もの脂質を摂取してしまいます!
良質な脂質とはいえ、脂質制限中は危険な食品です!
せめて1日半分くらいに留めておくのが良いと思います。
その4:調理油
自炊をよくする方は要注意なのが調理油。
食材を炒める際に焦げ付かないように油をひきますが、1回あたりの量は少量でも塵が積もればなんとやら…合計すると1日でそれなりの量になっているかもしれません!
そもそも食材そのものに脂質を含んでいる、肉、魚類は炒めているうちに油が出てくるので、本当に最低限の油だけ使うようにしましょう。
ベストは焦げ付かないコーティングをしたフライパンでノンオイル調理をすることですね!
また、炒め料理ではなく、煮物、蒸し料理であれば、そもそも調理時に油を必要としないので、脂質制限中は「煮る」「蒸す」調理法に変えるのも有効です!
まとめ
目に見えづらい油って知らず知らずのうちに結構な量を摂取してしまう可能性があります。
特に食品に健康的なイメージや思い込みがあると、良かれと思って積極的に摂取してしまう恐れすらあります。
しっかり食材、食品についての理解を深め、加工食品であれば栄養成分表示をきちんと確認して、1日の脂質摂取量を守れるようにしたいですね!
↓おもしろかったらポチッとお願いします。