タイトルの通りなんですが、つくづく思います。
誤解の無いよう最初に申し上げておくと、私も大多数の人にとって正しい可能性が高いという定説はあると思っています。
でも、絶対にこれが正しいんだ!従わないなんてアイツはバカだ!みたいな決めつけ&マウントとるのは違うでしょ、と思う訳です。
だって一人一人身長も体重も骨格も違う。
腕や足の長さ、関節の可動域、柔軟性も全く違う。
長年蓄積された動きの癖や昔に負傷した箇所があったり無かったり。
同じ種目をするにしても、誰一人として同条件じゃ無いですよね。
とは言え、解剖学的には同じ名称の筋肉を持っているので、ベンチプレスすれば胸に効くし、スクワットすれば脚に効くというのは共通。
でもベンチプレスで言えば、どの手幅が一番効くか?
適切な重量は?
ブリッジはどのくらい背中を反らすのか?
とか、最適条件は人それぞれ。
だから最初は一応定説と言われている方法に忠実に従ってやってみる。
で、なんかしっくりこないな…と思う部分があったら1つだけ変えてみる。
筋トレなら、
手幅を変える
重量を変える
重心を変える
腕の軌道を変える
手首の角度を変える
関節を曲げる角度を変える
などなど。
有酸素なら
継続時間を変える
運動強度を変える
実施頻度を変える
時間帯を変える
などなど。
一気に色々変えると、しっくりこなかった原因が分からなくなってしまうので、あくまで1つだけね。
色々工夫した結果、自分にはこれだ!っていう方法が見つかったら、しばらく続けてみて本当に自分にとっての正解か検証作業です!
たとえ定説の逆を行っていたとしても、自分にとってしっくりくるのであれば、それがその人の正解です。
自分なりの方法を見つける過程で色々学ぶことも多いから知識も経験も増えるし、試行錯誤するのって楽しいですよ!
気をつけないといけないのは、自分にとっての正解を見つけて嬉しいあまり他の人に強要すること。
自分がうまくいっただけではサンプル数1の信用性なんてほぼないエビデンスなのですよ。
だから、あくまで自分はこれが良かったから、もし興味あれば試してみてねってぐらいのスタンスで人に勧めるのが良いですね!
私も筋トレ仲間や担当パーソナルトレーナーのことは信頼してるし、色々アドバイスを貰って実行することもあります。
でも彼らと私では前提条件が違う。
自分のトレーニングスタイルと合わないなと思ったら知識として蓄積はするものの、実践しないこともあります。
まともな人間ならそれで怒る人はいません!
なんでもそうですが、要はトライ&エラーの中で最適化していくしかないんですよね。
今日はほぼ自分の考えを綴っただけの記事になっちゃいましたが、本ブログも少しでも皆さまの自分スタイル探しのヒントになれば良いなと思います。
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