だいぶ気温が上がってきて気兼ねなく半袖で出歩けるようになってきましたね〜。
これ地味に助かるのです。
なぜかというと、私はジムもダンススクールもエリア会員、つまり一定エリア内の店舗ならどこでも利用できますよ、という契約にしてます。
なので、結構1日で店舗間移動をするのです。
ジムで筋トレ→ダンススクールA校でHIPHOPレッスン→B校でJAZZレッスンみたいな。
冬場はTシャツでウロウロできませんが、夏は堂々とウェアのまま電車乗って移動してすぐレッスン受けれるので楽チンなのです♪
さて、そんな薄着の季節になってきたからでしょうか。
会社の女子から立て続けに「オススメのダイエットある〜?」という質問を受け、真顔で「楽で簡単に痩せる方法なんて無いから筋トレ、有酸素、食事管理を地道にやりな」って話をしてたんですが、そこで「グルテンフリーってどうなの?」ってな話題があがったので、本日のお題。
「グルテンフリーはダイエット効果があるのか?」
について私なりの見方をお話しします!
そもそもグルテンフリーとは?
グルテンとは何か?
小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種であるグルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったもの。
料理では小麦粉に水を加えてこねる事でこれら2つのタンパク質が絡みあわせてグルテンを作る。
出典:wikipedia
これだけ読むとなんのこっちゃですが、、タンパク質の一種でパンやうどんのもちもちした食感を生み出すものがグルテンなんですね。
このグルテンにアレルギー反応を起こす「セリアック病」の人は全人口の約3.7〜8%と言われています。
こういったグルテンアレルギーの人が症状を抑えるためにグルテンを含む食品を避けるのが「グルテンフリー」です。
何のためにグルテンフリー食にするのか?
先述の通り、グルテンフリー食は元々アレルギーの対処療法です。
なのでグルテンアレルギーじゃない人が実践する意味はあるのか?と思いますよね。
実は明確にアレルギー反応を起こさなくてもグルテンの消化吸収が苦手な
「グルテン不耐症」
「グルテン過敏症」
の人も世の中には大勢います!
グルテン不耐症の方はパンやパスタを食べた後、胃もたれや浮腫が出るケースが多いようですね。
思い当たる節がある方もいるのでは?
中にはこんな症状が現れることもあるようです!
風邪をひきやすい。
風邪をひくと長引いてなかなか治らない。
夜早く寝ても朝起きれない。
いつも頭がスッキリしないので気分がどんよりする。
感情の上下が激しい。
アトピーや喘息である。
疲れやすい。
出典:米粉の国
もはや、グルテン関係あるんすか!?って症状も含まれてますね…
こんな症状で悩んでる人はもしかするとグルテンフリー生活で改善する可能性あるからやってみる価値ありです!
グルテンフリーの実践方法
グルテンフリーな食生活とは
グルテンフリーはとってもシンプル!
グルテンを含む食品を徹底的に排除するのみ!
なーんだ、じゃあパン、ケーキ、パスタなんかを食べなきゃ良いのね!と思いがちですが、思わぬ落とし穴があるんです!
それは調味料に含まれるグルテン!
例えば、醤油の原材料表示を見ると…ありますね!小麦の文字です!!
まだこんな風に小麦としっかりはっきり書いてくれれば良いですが、マヨネーズ、ケチャップなんかは特に注意です!
トマトケチャップ原材料名
トマト、糖類(砂糖・ぶどう糖果糖液糖、ぶどう糖)、醸造酢、食塩、たまねぎ、香辛料
出典:カゴメホームページ
一見グルテン入ってないように見えますが、「醸造酢」ってやつが罠なのですー!
醸造酢ってのは穀物酢、果実酢、米酢などの総称。
こやつの正体が果実酢や米酢ならセーフなのですが、穀物酢だった場合!小麦が含まれています!!
でも醸造酢だけの表記じゃ穀物酢なのか違うのか分からん…
メーカーに問い合わせる?わざわざ?
いやいやいや、めんどくさいやん…
って思いますよね。
どうしても味が気に入って
「このケチャップじゃないと夜も眠れないの!」
「このマヨネーズじゃないと脱け殻のようになるんですっ!」
という人は僅かな希望を胸にメーカーに問い合わせましょう!
そうでない人は分からんもんには手を出さないのが安全です。
調味料自体何リットルも大量に使うもんじゃないし、そこに含まれるグルテンなんて微量かもしれません。
でも敏感な方はこういう微量なグルテンでも反応してしまうことがあるそうなので、もしグルテンフリーをやるならこの辺りまでこだわれたらベストですね!
どのくらい続けるのか?
自分の満足いくまでどうぞ!ってことなんですが、お試しでやってみようと思う人はまずは2週間、グルテンを避ける生活をしてみましょう。
その間に確実に体調が良くなった実感があったら、もっと続ければ良いし、よく分からなかったなら2週間経過後に一度小麦を食べてみてください。
一度断ったものを再度身体に入れることで体調の変化がより分かりやすくなります!
グルテンが身体に合わない人はここで何らかの不快な症状が出てくる可能性が高いです。
そしたらまたグルテンフリーを再開すれば良い。
自分を体質を知るには何となくの感覚に頼らず、
①まず対象の物質を身体から抜く
②体内から抜けたところで再度取り入れる
これで変化や経過を見るのが確実です!
私のグルテンフリー実践談
グルテンフリーをするための準備
さて、私も2週間グルテンフリー生活を実践してみました!
特に小麦を摂ることで不調を感じることはなかったですが、グルテンを抜くことで身体にどんな変化が起こるか純粋に確かめたかったので。
人体実験大好き(笑)
元々パンやパスタはあまり食べない方だったので、そこまで苦もなく、主食は白米かオートミールになりました。
調味料はグルテンフリーの醤油とケチャップを購入。
普通の醤油となんら変わらない美味しいお醤油です。
ケチャップはiHerbでとっても人気のもの♪
日本のケチャップより酸味が強く味のインパクトはありますが、慣れたら戻れなくなりました!
ちゃんとグルテンフリー表記がありますね♪
ちなみに私は普段から低脂質の食生活が自然になっちゃっているので、マヨネーズは冷蔵庫に常備しておりません。
鶏胸肉を毎日のように食べていますが、基本塩コショウかケチャップです。
グルテンフリーの効果
本当にごめんなさい。
特記すべき点は一切なく、グルテンフリー前も実践中も特に体調の変化は感じませんでした(笑)
まぁ、元々小麦食べても特に不調が無かったからこんなもんかなー?と思いつつ、2週間後に体調悪くなるかしら?とワクワクしながら朝昼晩と3食、パンをガッツリ食べてやりましたよ!
(体調悪くなるかもしれないのにワクワクする変態)
結果、
何も変化なし(笑)
うーん、少しは何か体感あるかと期待していた分、肩透かし食らった気分…
グルテンフリーまとめ
世の中には大勢グルテンフリーの効果を感じている人がいるのは事実。
その上で自分が実践した経験を踏まえると、
グルテンを摂取しても特に不快な症状が無い人は無理してグルテンフリーにする必要は無い!
です。
もちろんグルテン不耐症じゃない人がグルテンフリーを続けること自体は全く問題無いです!
世間ではさもグルテンフリーが素晴らしい、誰もが恩恵を受けられるように言われている節がありますが、私はそうは思いません。
別にグルテンにアレルギー反応を起こさない人は、あえて色々と制約があったり、気を遣わなければならない食生活を選ぶ必要は無いです。
あと、グルテンフリーにしたからと言って痩せる、ダイエット効果があるなんてことも無いと思います。
実際私も実践してみましたが、体重や体脂肪には特に変化はありませんでした。
ダイエット効果があったよ!という人は、おそらく普段からバターたっぷりのパンやケーキを食べていて、グルテンフリーをしたことで高カロリー食品が減ったから痩せたんじゃないかな?
パン、ケーキ、パスタ、ラーメンなどなど…小麦が使われているものは美味しいけど、脂質高い&カロリー高いものが多いから。
ま、世の中の人全員に効果のある食事法やダイエット法は無いということですね!
興味があればチャレンジするのはすごく良いと思いますよ!
自分に合っても合わなくても「自分の体質ってこうなんだなぁ~」と知る機会になるのでね。
百聞は一見に如かず。
気になったら自分の身体で試してみましょ!
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